カテゴリー「映画・テレビ」の9件の記事

2008.09.11

★検索フレーズランキングって面白い!

ぼーっとしているうちに、ココログの右サイドに「検索フレーズランキング」なるものができているではありませんか!!

たのしい~~。夏休みは、感想文関係のものがほとんどでしたが、今日見たら六位のところに「新興宗教 松戸」なんて出てる?はて?私、新興宗教について書いたかな?とクリックしてみると・・・

わは~~、恥ずかしい。これ、2004年5月16日の記事ですよ。「新興宗教にハマってます」(クリックすると見れます)というタイトルです。もう4年前?あの頃ハマっていたんですね、「○○○の神様」に。。。何?ぶんぶんも宗教してたの?と思われた方、記事をクリックしてみてください。(あの頃は私もテレビを見てたんだなぁ)

でも、この検索ワードは日替わりで変わるのかな?分かりませんが、自分が過去に書いたものに偶然出会えるので、私としては非常に面白く、使えるアイテムです。

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2005.01.09

★山崎のDVD見て映画が創りたくなった。

山崎のDVD見て、泣けました。「僕らは静かに消えていく」のMDについてたやつ。機械買ったのでやっと見れました。

私も映画創りたい!!そう言えば学生の頃、映画作りたかったんだ,私。思い出した。先輩が作ってた現場に行ったことあったな。あの映画どうしたんだろう。試写会も何もなかったけど、途中で終わったのかしら?
映画作ろうかな。誰か作りませんか?手軽にビデオで。う~~ん,たのしそ!

ということで今からカラオケです。中2の娘に誘われ、二人じゃつまんないから、さらちゃん誘って行ってきます。
あ~~色気ない。ま、いいか~~。中学生がはまってるのは、オレンジレンジですな。意味も分からずうたってるところが,可愛い。意味なんてなくてもいいか、と思ったりもする。そう、意味のないところに意味をつけたくなる。今度授業でやってみよう。意味のない詩に意味をつける作業を。

ではいってきま~す。
師匠!「春の公園デビュー」の練習ですからね。

お母さん,早く着がえて。。だって。はいはい。。。。

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2004.12.10

★「見る側」が問われる映画

さっきテレビに美輪明宏が語っていた。「ハウルの動く城」の映画についてだ。

 *監督の宮崎駿さんは、どんなメッセージをこの映画に込めたのですか?(だいたいこんな質問でした)

美輪「宮崎さんはコレというメッセージを恐らく決めてない。独裁者じゃないんです。つまり見る側によって受け止め方はそれぞれ。見る側が問われる映画なんです」(だいたいこんな趣旨)


 素敵だ!


 さすが宮崎駿、さすが美輪明宏だ。どちらも好き。

 
 小説でも詩でも、絵でも音楽でも、イルミネーションでも、伝えたいものがあって存在している。あるいはこの話のように、コレという一つのものではないかもしれない。押し付けないものであるかもしれない。でもきっと、伝えたいものはあるのだと思う。

 そしていつもそれを読む側、見る側、聞く側は、問われている。「どう受け取るのか」問われている。それは必ずしも、作者が意図したものでなくてもいい。いや、そうじゃないほうがむしろ面白い。

 意外と作者も気づいていないものまで、感じ取ることもあるからだ。それを知って、作者もまた驚くだろう。そういう相互作用がまた、次なる新しいインスピレーションを産み、新しい何かを創出する。

 だから、「表現者」も押し付けるのではなく、受け取る側の自由さを愉しむゆとりが大事だ。芸術とはそういうものだろう。

 子どもの作文も、そういった要素がある。もちろん作文の種類にもよるが、日常の言葉のやりとりとは、ちょっと違う。

  
 「ハウル」を見て、「感動しました」だけしか言えないような、そんな情けないひとには、なるなよ~~。「表現者」に失礼である。ぶんぶん教室の子どもたちさん!

 ちょっとずつ自分の感じたところから、かじってみて、何か言ってみようヨ。「ハウルの髪の色が好き」でもいいじゃない。


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2004.11.19

★「笑の大学」のツボ

 映画「笑の大学」はハマリました。

「ジュリオとロミエット」だよ??


 舞台は昭和15年の戦争中の日本。警視庁の中の簡素な一室。部屋の真中にはぽつんと机と二つのイス、ソファだけが置かれている。

 その部屋で、演劇の脚本を検閲する検閲官(役所こうじ)と、喜劇作家(稲垣吾郎)とが、ヤリ合う。

 検閲官の言うとおり、喜劇作家は脚本を手直ししてくる。するとまた検閲官は、難癖をつける、その映像が延々流れるのだが、めちゃめちゃ笑える。

 検閲官は一度も心から笑ったことのない男。それがいつの間にか、喜劇作家とともに脚本を作っている錯覚に陥ってしまう。

 喜劇作家もその作家魂にかけて、ケチつけられた脚本は、前よりもっと面白いものに書き換えてくるのだった。

 でもあるコトが、検閲官の琴線に触れ、「一つも笑うところのない喜劇を書いて来い」と最後通告を言い渡される。さて、作家はどうするか??

    
 三谷幸喜については、詳しく知らないながらも、この映画を見て、なんてポジティブな人なんだなんて人間を明るく肯定している人なんだ!と想いました。この明るさは、詩人の谷川俊太郎に通じるものがあると、私は思います。

 映画で一番気に入ったセリフは、吾郎ちゃんのセリフです。セリフというより思想です。こんな感じ。

 検閲された作家は、それに抵抗して投獄覚悟で上演する人もいる。自分は検閲官の言うとおりに直すので、回りからは「国家の犬」と呼ばれている。

 でも、それでいいのだ。自分は言われたとおり直す。だけど、前よりもより面白いものに書き換えよう。自分は喜劇作家だ。人を笑わすことが大事なのだ。人を笑わせたいのだ。
 
 「国家の犬」と言われても、笑わせることができれが、それが自分にとっての国家への抵抗だ。というようなセリフがあるんです。


泣けるでしょう? 三谷幸喜、惚れたね!
 


 わたしは真ん中まで笑って涙流してたけど、後半からはその涙が止まらなくなりました。ハンカチ出して泣いてましたよ。そして映画が終わり、最後の音楽が流れ、それが終わる頃に涙もやっと止まり、すっきりして帰りました。
 
 (柏のステーション・シアターでやってます)

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2004.09.11

★エンタの長井LOVE

 あーー今日は長井を拝めて幸せーー。「エンタの神様」は、私の信仰する宗教です。今日は長井ひでかず神様を拝みました。もう、すっきり!これを見て、一週間を笑い飛ばすのです。でも、土曜は飲みにいくことも多いので、ホント久しぶりでした。見たの。

 今の漫才師?の人たちは、ほんとに凄いと思う。私はあまりテレビは見ないが、これはオススメだ。コトバの勉強、しゃべりのリズム、間、笑いということ、人間、世間観察目。どれをとっても面白い。

 夕刊フジにハダカの・・・の記事でかいたが、ピラミッドのヒエラルキー以外のところで勝負してるのがいい。以外だから、そんなものいつの間にか飛び越えていたり、目に入っていなかったり。ピラミッドで滑り台して遊んだり。。。そんなことをやっているように感じる。

もちろんそれだけで、この息苦しい世の中を変えられるとは思わないが、でも、期待してしまう。

 ピラミッドで生きるのと、それ以外で生き延びるのは、どっちが大変か?どちらも大変だとは思う。でも、楽しいのは絶対、後者だ。楽しいというコトバが、曖昧なら、そこそこ幸せなのは前者で、快楽なのは後者ではないか?

 もちろん、それぞれの世界で成功した場合と、失敗した場合では、また違ってこよう。前者の世界での失敗は、そこに留まる限り、完全なる敗北だ。

 でも、後者の場合は、失敗しても楽しいような気がするのは、私だけだろうか。えへへっと言いながら、楽しくいきていけるような気がする。まあ、当事者じゃないからね。

   *・・*・・・*・・・・*・・・*

 今の子どもたち、とくに男の子は、もう子供時代から、世の中を諦めている。

 「好きな仕事につける人は、勝ち組みだ。でもそれはほんの少しの人。あとはいやでも仕事をしなければならない。負け組みだ」

 と、小六の男の子は言う。それなら、自分はせめて勝ち組みになろうとするのかというと、そうでもない。

 親の敷いたレールの上で、一生懸命やってはいるのだ。でも、そこから逸脱しようとは思わない。でも、気分は「どうせ負け組み」と感じている。好きな仕事などできない。なら、負けぐみでもいいから、そこそこいい「幸せ」を狙おうと思っているに過ぎないのだ。大人になるのに希望もなにも、見出せないだろう。疲れている子どもたち。

 大人の責任は重い。 
 

 

 

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2004.06.21

★コアラテレビがやってきたーー

 コアラテレビの取材は、無事終りました!コアラのお姉さん、とってもかわいくてきれいなお姉さんでした。そよぎちゃんといい、私の周りには、きれいな女の人ばかり集まるなぁ。「類は友を呼ぶ」というものね。む?だれだーー今、パソコンの向こうで、座布団投げたの・・・ 

 「じゃ、授業始めまーす。今日のお題はぁ・・・」と、狭い教室を見渡すと、今日に限って子どもたちは全員、後頭部をこちらに向けて座ってるではありませんか? そうです、みんな私の対面にいる、コアラのお姉さんに、目が釘付け! ちっともこっち向かない! 小3、4年の男の子4人は、すっかり目がハートになってる。「子どもは好奇心旺盛だから」とかいう問題ではない! 絶対ハートになっていたな。とくに遥可、キミだ。テレビに写りたいとか、そういう盛り上がりより、男がかわいい女を見る目になっているのを、私は感じてしまった。

 だから、作文なんてボロボロのデレデレのヨレヨレです。あれがテレビの前で発表されるのかと思うと、「落とし穴」にずっとハマっていたい心境です。一人女の子は冷静で、作文もいつもと変わらず書いていたのが、救いです。まゆちゃん(涙)。でもホントは、かいと君もともやす君もいてくれたから、みんなで一つの番組を作れたんだよね。きてくれてありがとう。\(⌒O⌒)/

 結局お題は「お父さんへの質問状」にしました。そして急きょ、教室の子どもをお迎えにきてくれた、げんき君のお父さんも、テレビに登場することに。重ね重ねありがとうございます。ぶんぶん教室は、お母さんとお父さんの力で成り立っているんだと、しみじみ思い知らされます。以下、放送予定です。ぜひご覧下さいませ。

★放送予定7月5日(月)から11日(日)

「わんぱく放送局」の中の特集コーナー(2,3分放映)

(月水金)9:45~、18:30~、20:30~
(火木)12:15~、19:30~、22:30~
(土曜日)10:40~、17:00~、22:25~
(日曜日)14:40~、21:10~

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2004.05.16

★新興宗教にハマッてます!

 その宗教は「エンタの神様」。エンタの神様は、いちいち毎週日曜日に教会に行かなくても、テレビというつまらない祭壇さえあれば、毎週土曜日お家で拝める。お布施を強要されたりしないし、偽善の強制もない。だが私はエンタの神様を拝むときは、目が悪くならないように祭壇から3メートル離れたところにきちんと正座して見ることにしている。
 エンタの神様は一神教ではない。日本の神道のように「八百万の神」がいる。今日はラブリーな新しい神様に出会った。その神様はなんでも、尾崎豊ファンだという。アコギをお供に我が家の祭壇画面に現れた。尾崎豊が学校で授業をするというそのネタは、私のツボにハマッたのである。

 「俺たちを縛るものから、自由になりたいんだ!」かなんか言って、歌ってる。
 「柔ちゃんの前髪が言った。もう縛られるのはご免だ!」
 「掃除機のコードがめいっぱい引き出され、黄色いテープが見えている。コードは叫ぶ。もう限界だ!」
 「三足千円の靴下が言った。一人一人をもっとよく見てくれ!」
 「食器棚の奥にしまわれているイチゴを食べる時のスプーンが言った。俺たちを忘れないでほしい!」など
 
 最後に「私の授業の持ち時間は終わりました」と言って神様は去っていった。

 別に私は尾崎ファンではないけれど、ぶんぶんの中学生と尾崎の歌『卒業』を出会わせてみたいと思っている。尾崎の声は濃い。顔も濃い。透徹とした歌も濃い。まるで「おたふくソース」だ。「縛り」のない今のダラリとした中学生のお口に、「おたふくソース」はどんなお味なんだろう。
 
 「今日も笑わせていただきました」。私は神様を拝み終わって少しして、一人リビングにいたら、エレキギターが何か言った。ギターケースも何か言い始めた。ハンガーにぶら下がっている白いシャツも、ピアノの上の地球儀も、ごちゃごちゃ叫び始めた。私は耐え切れずに目と耳を塞いだ。

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2004.05.14

★コテコテ・逆輸入

 情報発信していると、反対に「よだれの出る情報」がどんどん飛び込んでくるものですね。いや、ホンマに。それも私がブログ初めて、まだたったの2週間ですよ。びっくり!やら、うれしい!やら。「くだらん情報しか集まらない」とお嘆きの人がいたら、それはその人がくだらん情報しか発してないからだと思う。いや、悪いけどホンマに。。。。っていうか、実は情報は既にあったんです。ただ私が「開いて」いなかっただけ。いや、これがホント。
   
 「松虫、クソ虫、へコキ虫」

 と言われた大阪の松虫中学校は、当時とんでもなく荒れた中学だった。生徒の親が売春を生業にしている家もあるという。そんなどん底の中学を建て直した人がいる。体育教師の原田隆史さんだ。「教師」と聞いて私は最初「ぁぁ」と興味が湧かなかった。でも、違った!
 
 今は教師をやめて、大人の人材育成に取り組んでいるらしい。彼の「自立型教育理論」は、あのユニクロやワタミの社員教育にも取り入れられているというところがすごい。だって今、ダメ教師が企業に修行に出されるのがフツウなのに、逆輸入ですよ!これは。
 まだ会ったこともないので無責任なことは言えない。が、とりあえず原田さんのトークを読んでみて↓

 ★講演録 http://www5e.biglobe.ne.jp/~ikushin/private2/harada.pdf

 「コテコテの大阪弁で語られるその講演は、迫力満点でした。私も目頭に熱いものが吹き出してくるのを止めることができませんでしたその場の感動がそのまま伝えられないのが悔しいのですが、、、」

 これは講演録をまとめて下さった、学習塾「育心」の大谷さんの弁。コテコテのたこ焼き、ええなぁ。もちろん十分当日の熱気が伝わってきた。だから私もここで紹介させてもらった。原田さんから「快感物質」が飛び散り→大谷さんへ→ぶんぶんちゃんへと、時間と空間を超えて伝染しました。→次は誰???ああ、こうやって伝染病とか、時代の気分とかが拡散していくんだ。だから百一匹目のサルが、遠く離れた隣の島でリンゴを洗うようになるんだ!

 ★原田さんの公式ホームページ http://www.haradatakashi.jp/

 *5月18日(火)の午後10時から、テレビ東京「ガイアの夜明け」に原田さんが出演予定。「マニュアルを乗り越えろ!ユニクロの改革-自立型の店長を目指して」という題です。(今週はカネボウの再生やってましたね。新しいカネボウの社長、なんと40歳ですよ。ちなみに原田さんは43歳、ぶんぶんちゃんは、、、)

 *6月19日「(土)、東京・新宿でも講演予定。

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2004.05.07

★ドラマ『赤い月』は、人妻の恋物語。

「元彼と、17歳年下の若い男との恋愛ドラマじゃん!浦山しぃ」

 昨日と一昨日、テレビ東京のドラマ「赤い月」を、ドキドキして見た。ロシアの若くて美人なスパイ・エレナを日本軍に売ったのは、高島礼子演ずる人妻・波子だってこと、あの定規で書かれた文字の「密告書」を見て、すぐに分かったよね?歌舞伎役者の中村なにがしが扮する、日本軍の諜報部員・ヒムラを、波子は自分のものにしたかったからだ。
 
 肺壊疽(エソ)の病に罹った夫が死の床で、「ヒムラだけはダメだぞ」と妻・波子に言い残し、満州で死んでいく。にもかかわらず17歳年下のヒムラに惹かれていく波子。「お父さんは冷たい土の中いるのに、お母さんは一体何をやっているの?」と娘に頬を平手打ちされる母。波子は言う。

 「おかさんが何をしたって言うの?ただ恋をしただけじゃない」

 くうっ 泣けるね。。。泣けない?
 
 ああいうのは不倫とは言わない。恋というのだ。背景には戦争や、満州での悲惨なできことが描かれていた。戦争が二人の運命を際立たせる。だからこそ恋は燃える。障害があればあるほど燃えるのが、恋。だろう?
 戦争中の男と女は、今の時代の「遠恋」なんて及ばないほどの、切なく甘い恋をしていたのかもしれない。そして波子が戦争を行き抜けたのは、紛れもなく「恋」のチカラだ。満州から日本に引き上げる波子は、帰る望みのないヒムラに「あなたを待ち続けることが、生きる望みなの」と言い残す。が、波子が最期に会いたかったのは、夫だった。
  
 「恋をしよう。夢をみよう。旅に出よう」

 ふとそんな文字が目に留まる。リビングのテーブルの上に置かれた、ビレッジブックスの「新刊案内」のチラシだ。夢は「持つもの」だと思ってたけど、「みるだけ」の夢もあるんだ。
 女性雑誌である俳優が「大学を出てからの勉強と、結婚してからのおしゃれは大切」って言ってたけど、私はそこに「恋」をプラスしたい。っていうか、恋をするからこそ内面を磨くために勉強し、外を磨くためにおしゃれをするんだ。動機が不純なただのダイエットなんて、続くわけがない。
 恋の相手は何でもいい。美しい絵画でも音楽でも、エレキ・ギターでもバンドでも、生け花でも書道でも。新しい仕事でも石ころ集めでも、恋人候補は数限りない。ただし趣味じゃだめ。 
 「恋」じゃなくちゃ!

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