★作文の苦手意識を取り除く!
もう、ずっと通ってくれているYちゃん。
現在、小5年生。月2回のクラスに来ている。
楽しく通ってくれているけれど、気になっているのは、Yちゃんの作文に対する苦手意識だ。
毎回じゃないけれど、とてもすてきな作文を書く時がある。それも自分の気持ちをしっかり書いた時の作文がいい。
でも、聞くと作文は苦手だという。私から見たらそうじゃないのに。そこで、この夏、じっくり時間をとってYちゃんの苦手意識をなくしたい!と目標を立てた。
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そこで、作文マップを使って、「苦手」と本人が思っていることを、真ん中に書く。
「書くのが苦手」と。次に、どうしてそう思うのか、わけを書いてもらう。すると「気持ちを書くのが苦手」→どんなふうに?→「国語の授業で、川がサラサラ流れたいた。というのは、主人公のどんな気持ちですか?と聞かれても分からない」なるほど。
じゃ、作文では?→「気持ちが書けない。それは思いつかないから」なるほど。じゃ、描かなければいいじゃん?というと。。。
「ええ??ダメだよ!!」と。
「何で?」
「だって、気持ちを書かないと、作文が1枚とか短く終わっちゃうから」
「短くていいじゃん」
「ダメダメ。」
「じゃ、短くなくて、いい作文て何枚?」
「う~~んと、2枚半」
「へええ、二枚半なんだ。どうしてそう決まっているのか分からないけれど、Yちゃんはそう思ってるんだよね。じゃ、どうして二枚半書かないといけないの?」
「成績が悪くなるから」
「成績?学校の国語のこと」
「そう」
なるほど~。というべきか、やっぱり♪というべきか。
成績を気にして、たくさん書かなくてはいけない、というプレッシャーがあり、そのために逃げてな気持ちを書かなくてはいけない、というプレッシャーも重なっていたんだ。でも気持ちを書くのが苦手なので、作文が苦手、となっている。
もったいない。全然そんなことないになぁ。
もしも、成績が関係なかったら、Yちゃんはどんどん自由に書いていくんだろうなぁ。
また、実際作文を2枚半書かないと、成績が下がるかどうか、それも分からない。Yちゃんが勝手に信じ込んでいる節がある。先生がそういったわけではなさそうだ。
ますますもったいない。
長く書くことが必要なら、気持ち以外でも何でも書いて埋められるよ!
気持ちは書かなくていいよ。だけど、本来彼女は気持ちを見るのが得意なんだけどね。このような重し(プレッシャー)が、心のふたとなって、出て来ないんだろうね。
でも、ここまで自分で書いて分かった。
わたしが、「そうでしょ?」と言ったところで、きっと伝わらなかった。自分で書いていったから分かったんだ。もうふたも取れかかってきたのも、同意^^しめしめ。
もっと早くふたを取ってあげればよかったなぁ。でも、彼女も成長して、いまが自分を客観的に見つめる時期だったのだと、思うことにしよう♪
ぶんぶん教室では、気持ちは書かなくていい。長く書かなくていい。その代わり長くしたかったら、何を書けば長くなるか、簡単な方法を教える。これで次回から、Yちゃんは作文の苦手がかなりなくなる、と期待しているからね(*^^)v
作文は成績のために、書くんじゃない!!!
もっと声を大にして言わなくちゃと、反省させられたできごとでした。
Yちゃんありがとう\(^o^)/
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ぶんぶん教室。夏の楽文講座。
この夏、作文の苦手を、「スキ」変えよう!
8月9,10、11、23,24,25(10時半~12)の中から、3クラス以上、受講して下さい。
※これとは別に「読書感想文片づけ教室」もやっています。
お問い合わせください。047・348・5606(土日、お盆など休みのこともあります)
080・3006・6732(ぶんぶん携帯)お急ぎの方。
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