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2011.07.06

★読書感想文に、体験を書けないワケは?

一つ前の読書感想文の練習、の続きです。

 

前の記事では、イソップの短いお話を読んで、マインドマップを書き、作文の前半ではお話についての感想、考えを、後半は自分の体験を書きました。(小2で800字程度)

 

今回は、本や物語を読んでも、なかなか似たような体験がない、引き出せないということがありあます。それには大きく分けて、二つの理由があります。

一つは、そのお話(本)が、ぴんと来なかった場合。子どもの日常とまったくかけ離れてしまった場合です。例えば、いつかの読書感想文の推薦図書で、漁師さんのお父さんのお話がありました。海で育ったことのない子が読んでも、自分の体験に照らし合わせるのが難しかったです。

つまり、子どもの体験や好きなこと、それこそ好きな遊びに近いお話を選ぶのが、一つの本の選び方です(*^^)v

でも、今回のようなイソップは、とにかく結構ないい確率で、どんな子どもも思い当たる体験があるんですよ。さすがイソップです。動物のお話が多いけれど、もちろん人間に置き換えて考えてみるんですね。だから、永きにわたり生き残ったお話は素晴らしいのです。

 

さて、体験が書けない二つ目の理由。

例えばイソップでも、書けない場合があります。例えば今回のように、コウモリは悪い例として出てきますから、それと同じことをしたとなると、自分の悪いことを書かなければなりません。するとお母さんにん怒られる(笑)などの気持ちが出てきたりして、体験があっても、「ない」ということを言うだけで、書けません。

でも、お話を読んで何かを書くというのは、自分の心を見つめることです。体験した中で、感じたこと、悪いと思ったこと、でもしてしまったこと、反対に、友達を助けたことでもいいです。体験と心を、後から見つめ直すことが目的でもあります。

感想文は宿題のために書くように見えますが、でも本来は自分を見つめるためです。何かに気づくためです。だから一年生は一年生なりでいいわけですよね。

ですから親としては、躾はとても大事ですが、作文を書く時に「道徳」を持ちださないようにするのが大切です。ここが親子で書く時の難しさですよね。

 

体験が書けない理由として、①本の内容がかけ離れている、②道徳心が先に立って、自分をしっかり見つめることができない。という二つを挙げました。

次は、男子のクラスで、同じイソップのお話でマインドマップをやった時のことを、書きますね。今日書きました②のようなことが、ちょうどありました。

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