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2011年7月

2011.07.24

★一年生も書いたよ!読書感想文

★一年生も書いたよ!読書感想文
★一年生も書いたよ!読書感想文
一年生も 読書感想文を書きました。

240文字の原稿用紙で三枚。
教室での時間は、90分授業を3回。プラスお家でも直したりしました。

体験を書くために 体験と同じ本を選びました。

自転車に最近乗れるようになった子は
自転車の本を。

サラダ作りが大好きな子は、サラダの本。

それでも体験を掘り起こし 引き出すのはなかなか大変です。

でもみんなぶんぶんちゃんの質問に
飽きずによく答えてくれました。

ぶんぶんはみんなと一緒に
みんなの心を旅した気分です。

作文=心の旅 だからね(^0^)/

ケータイからなので短く終わります(^。^)

楽文アーティスト・東海林ふみのブログは、毎日更新しています。

ぜひ、お立ち寄りください<m(__)m>

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2011.07.19

★作文=こころの旅(授業より)

★作文=こころの旅

 四年生が中心のクラスで。

「作文=心の旅」という話をしました。

作文を書くときに、何を書くかという内容は、自分の外にはない。答えはみんなの心の中にあるんだ。心の中をくまなく旅をして、言葉を探し、そして書く。そんなことを伝えたくて、この言葉を伝えました。

作文の答えが、新聞に載っていると思っている人がいる。読書感想文だから、本に載っていると思っている人がいる。違いますね。

全部、心の中にあります。

***** 

 

ぶんぶん「ところで旅って、わかる?」

やんちゃな男子はここで、わいわいノッテくるのはいつものこと。

「家出のこと!」

ぶんぶん「あはは、そうだね。家出は自立の一歩。大事だ、したことある?」

「あるよ。なんかで怒られて、家でして、何時間もして帰ったら、だ~れも心配していなくて、みんなテレビ見て笑ってた」

「あははは。面白いね。本当は心配してたんだよ。だけど、きっとキミが帰ってくるって信じてたんだねきっと。明るい家でだね」

「家出が旅、っていうのは当たっているね。お金もかからないのに、旅気分だから、いい旅だね」

「ぼくもある。ベランダに出されたこととか」

ぶんぶん「それも家出といえば、家出」

「旅は、冒険のこと」・・ポケモンのイメージらしい。

「なるほど、冒険も旅だね」

「旅って一人かな?」・・・まだ家出したことのない女の子がつぶやく。

「一人だよ」「でも、友達も一緒のときもある」「道具が一緒」

「そうだね。どちらもあるかも」

「ぼくは、家出するとき、ゲームとマンガ本をリュックに入れた。だから旅は小島電気。だって小島電気にいくと、充電させてくれるから」(本当??)

「あはは、それは楽しいね。でも、すぐにお腹がすくね」

「冒険というのはサバイバル」

「サバイバルってなに?」

「森の中に一人で三日間いること」

「へええ」

「すると怪獣が出てくる」

「怪獣なんて出てこねぇよ!!」

「いや、そうだけどね、怪獣って言ったのは、本当の怪獣じゃなくて、熊とか蛇とか、怖いものをそんなふうに言ったと考えてみて」

*****

旅とは何か?でずいぶん時間が費やしてしまいました。いやいや旅でこんなに盛り上がるとは想像していませんでした。子どもにとって旅とか冒険って、わくわくするものなんですね。とくに男子は^^

で、話しを戻して、心の旅。それはやっぱり「一人だ」ということにしました。自分の心の中を深く旅をするのは、自分だからです。でもこうして教室で話したり、時には一緒に考えたり、勉強したりするので、そんなときは一人じゃないね、となりました。

そしてイソップの読書感想文を、書きました。

答えは本になく。心の旅をして。

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2011.07.14

★「マインドマップで書く、読書感想文」参加者募集中!

「マインドマップで書く、読書感想文講座」(7月)

★23日(土)15時半~18時

(①時間半は子どもたちが書き、後半①時間は感想文がスラスラ書ける本の選び方についてのお話)

★26日(火)15時~17時半(同上)

今年の夏は、自分一人でスラスラと宿題の読書感想文を書いてみませんか?そんなキミは、「マインドマップで書く感想文」を書き、練習してみよう!。たった一回で、コツがつかめます。感想文の書き方の資料もプレゼント♪ 

また、後半はママ・パパ向けに、本の選び方をお話します。簡単に10回読めて、でも深く考えて楽しく書ける本。体験を書ける本のお話。5,6年生の子どもで、自分で本を選ぶ場合は子どもの参加でもいいですよ。

 

*1クラス・・・2~6人。

*費用・・・通常1クラス3000円+親向け講座2000円(計5000円)のところ、

マインドマップクラスに限り、4000円です(=2時間半です)

お申し込み・047-348-5606または080-3006-6732へ。

メールは、bunchan@@lilac.plala.or.jp (@を一つとってください)

定員になり次第締め切ります。お早めにどうぞ\(^o^)/

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★書いたよ 読書感想文!体験から本を探そう

★書いたよ 読書感想文

今日、読書感想文が終わったクラスがあります。

学校の宿題の事情があり、早めに終えました。

みんな低学年だったので、読書感想文ってなに?というところからのスタートです。いや、これは高学年でもそうです。きちんと教わらないままに、毎年進んでしまうから仕方ないですね。

 

ぶんぶんのオススメは「自分の体験したこと」「今ハマっていること」と同じことが書いてる本を選ぼう!ということです。

たとえば、「おねえちゃんて、ふしぎだな」。お姉ちゃんといもうとの話です。これを書いた子は、同じく妹がいます。妹とのケンカや、反対に妹を助けたことの二つの体験を中心に、お姉ちゃんという立場の大変さ、思いなどを書きました。

2年生なりに、「お姉ちゃん」としての自分を見つめられれば上出来です\(^o^)/いやだ、きらい、むかつく、泣きたくなる・・・そんなマイナスに見える感情。できれば味わいたくない気持ち。でも生きていれば、それは当たり前の感情。

それを「見ない」のではなくしっかり「見て」「感じる」ことが、大事だと分かるといいなぁ。そこから書いていくと、「心を打つ」作文になります。

 

ただ、「見る」のが子どもは難しいみたいです。日頃から作文を書いて、自分の心を見つめる、ゆっくり感じる、対話することを、月に1、2回続けていくといいですね。もし、日記を書いているのなら、自分の中のいろんな気持ち、結果でなく途中の気持ちを、まずゆっくり振り返ってみるといいですね。

 

もう一冊は「はがぬけた」。これを書いた子は、やっぱり歯が抜けたからです。それも、ころんで怪我をして、歯がぐらぐらになり、歯医者さんにいった経験がたくさんあったのです。だから、この本で、自分の歯のことを書きました。

体験から選んだので、とってもよかったと思います。ただ、体験を書くのも大変だったと思います。がんばったね\(^o^)/

 

この他、写真が撮れなかったけれど、「りんご、あげるね」。これは大事なインコが死んでしまうお話。死んでかわいそうという、単純なものではなく、この本では嫌な役回りのカラスも、同じ鳥であり、温もりがあり、命であることに気づくお話。なかなか深いので、そこが逆に書くときに難しくなります。

書いた子は、同じインコを飼っています。だから主人公の女の子の気持ちや、インコが大事な気持ちは、共感できますね。上手にまとめなくてもいいから、やはり、カラスに対するマイナスな感情をしっかり自分の中で見つめて、自分だったら・・・と感じて見ることが大事です。それだからこそ、最後にドラマチックに感情の変化がやってくるのです。

 

「はじめてのおつかい」。これは1、2年生にオススメです!!そんな体験は誰にもあって、そして誰もが人と違うドラマがありそうだから^^

楽しい作文が書けたね~。幼稚園のときに初めてのお使いにいき、卵を買ったこと、おまけにバナナをもらったこと。体験がとっても身近で、その子らしいドラマもあって、良かったです。ただ、一年生だから、短時間で大変でした、よく頑張ったと思います。

写真が撮れなくて、残念でした。余裕がありませんでした。

一人だけ撮影できたので、別の記事で紹介しますね。

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2011.07.13

★道徳心が邪魔して、作文が書けない子

一つ前の記事の続きです。

読書感想文では、自分の体験を主に書くのがいいという話です。

しかし、書けない場合が二つあって、①本の内容と体験が書け離れている場合(本の選択ミスです)②道徳心が邪魔して、体験を書けない場合でした。今回は②について書きますね。

 

やんちゃな小4男子のクラスで、マインドマップで書く読書感想文の練習をやったとき。

前回に引き続い「鳥と獣とこうもり」のイソップです。

ぶんぶん「じゃあみんな、こうもりと同じようなことは、あるかな?」

Aくん「あるある。あのね、ドッチボールをやっていて、一人が当たって外野に行かなくちゃいけないのに、いやだからって、相手のチームの内野になったんだよ」

ぶんぶん「おー、なるほど。こうもりと同じだねぇ。強いチームに行ったんだね」

外野がいや、という理由はイソップとは違っても、ぴったりの例だと思いました。もう一人はこれを聞いていて刺激を受け、サッカーの例を出していました。

Bくん「ぼくもあるよ。クラスでサッカーをするとき、二人強い子がいるの。それで二人が別々のチームになって、みんなもどっちかに分かれるの。それで戦って、負けたチームの人は、次はみんな勝ったチームの方に入ろうとするんだよ」

おーーこれも、面白い!

男子はやはり、小さい頃から厳しい「社会」に生きているんですね。女子とはまた違った意味でね。スポーツって社会の縮図かもしれませんね。そういう意味では、遊びでいいからスポーツするのはいいですね。痛みやずるさ、立ち居振る舞いを学べます。

ところがCくんは、「ない」と言います。C君の「ない」にはいろいろ意味があると思いましたが、一つが道徳心が邪魔していることがあります。

「こうもり」は悪いやつだから、自分はこうもりなんてありえない。また、こうもりが出てくるようなトラブルはいけないことだ、などと感じています。それはその話題から早く逃げようとするそぶりで何となく感じるものです(笑)

そんなときは、仕方がないので、それ以上は追及しません(たまに、しちゃうときも)デモ、次のような話をします。

 

ぶんぶん「こうもりはね、実は誰か一人のことじゃなくて、誰の心にも住んでいるの。ぶんぶんの心にもいるよ。みんなの心にもいるよ。人間だからそうなの。だからいてもいいの。いることに、気づくことが大事なの」

誰にもあるんだ。それが悪ではないんだ。と安心して考えてもらいます。

「そして見つけたら、コウモリをどうするか?そこは自分で考えていけばいい。こうもりはずるいし、嫌われる、友達もいなくなると思えば、心がコウモリにならないようにすればいいしね」。コウモリのままだっていいし、その時によって変わることもあると思います。

そんな話をして、Cくんにはその日無理やり、体験を思いだすことはさせずに、終わりまし た。つづく~

******

7月の「マインドマップで書く、読書感想文講座」

★23日(土)15時半~18時(①時間半は子どもたちが書き、後半①時間は感想文がスラスラ書ける本の選び方についてのお話)

★26日(火)15時~17時半(同上)

今年の夏は、自分一人でスラスラと宿題の読書感想文を書いてみませんか?そんなキミは、「マインドマップで書く感想文」を書き、練習してみよう!。たった一回で、コツがつかめます。感想文の書き方の資料もプレゼント♪

また、後半はママ・パパ向けに、本の選び方をお話します。簡単に10回読めて、でも深く考えて楽しく書ける本。体験を書ける本のお話。5,6年生の子どもで、自分で本を選ぶ場合は子どもの参加でもいいですよ。

*1クラス・・・2~6人。

*費用・・・通常1クラス3000円+親向け講座2000円(計5000円)のところ、マインドマップクラスに限り、4000円です(=2時間半です)

お申し込み・047-348-5606または080-3006-6732へ。

メールは、bunchan@@lilac.plala.or.jp (@を一つとってください)

定員になり次第締め切ります。お早めにどうぞ\(^o^)/

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2011.07.06

★読書感想文に、体験を書けないワケは?

一つ前の読書感想文の練習、の続きです。

 

前の記事では、イソップの短いお話を読んで、マインドマップを書き、作文の前半ではお話についての感想、考えを、後半は自分の体験を書きました。(小2で800字程度)

 

今回は、本や物語を読んでも、なかなか似たような体験がない、引き出せないということがありあます。それには大きく分けて、二つの理由があります。

一つは、そのお話(本)が、ぴんと来なかった場合。子どもの日常とまったくかけ離れてしまった場合です。例えば、いつかの読書感想文の推薦図書で、漁師さんのお父さんのお話がありました。海で育ったことのない子が読んでも、自分の体験に照らし合わせるのが難しかったです。

つまり、子どもの体験や好きなこと、それこそ好きな遊びに近いお話を選ぶのが、一つの本の選び方です(*^^)v

でも、今回のようなイソップは、とにかく結構ないい確率で、どんな子どもも思い当たる体験があるんですよ。さすがイソップです。動物のお話が多いけれど、もちろん人間に置き換えて考えてみるんですね。だから、永きにわたり生き残ったお話は素晴らしいのです。

 

さて、体験が書けない二つ目の理由。

例えばイソップでも、書けない場合があります。例えば今回のように、コウモリは悪い例として出てきますから、それと同じことをしたとなると、自分の悪いことを書かなければなりません。するとお母さんにん怒られる(笑)などの気持ちが出てきたりして、体験があっても、「ない」ということを言うだけで、書けません。

でも、お話を読んで何かを書くというのは、自分の心を見つめることです。体験した中で、感じたこと、悪いと思ったこと、でもしてしまったこと、反対に、友達を助けたことでもいいです。体験と心を、後から見つめ直すことが目的でもあります。

感想文は宿題のために書くように見えますが、でも本来は自分を見つめるためです。何かに気づくためです。だから一年生は一年生なりでいいわけですよね。

ですから親としては、躾はとても大事ですが、作文を書く時に「道徳」を持ちださないようにするのが大切です。ここが親子で書く時の難しさですよね。

 

体験が書けない理由として、①本の内容がかけ離れている、②道徳心が先に立って、自分をしっかり見つめることができない。という二つを挙げました。

次は、男子のクラスで、同じイソップのお話でマインドマップをやった時のことを、書きますね。今日書きました②のようなことが、ちょうどありました。

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2011.07.05

★読書感想文の練習(作文)

一つ前の記事、マインドマップで書く読書感想文

続きです。

この後に、実際に書いた作文を紹介します。

****

 

  とりとけものとコウモリ 小2女子

 

 とりとけものとこうもりのことについて考えました。わたしはコウモリがずるいとおもいます。だってせんそうのときかちそうなほうにいっていたから。いつものグループをかえてちがうほうえいっていたから。コウモリが鳥とにているところは、とべるところです。はねのようなものがついているところ。けものとにているところは、けがはえているところです。ぶたのようなたっている耳がついているところ。

  わたしがコウモリだったらけんかをやめてっていってみる。なぜならいつもけんかをしていたらみんあとあそべないからです。だけどグループからもんくをいわれたらいやです。そのほかのほうほうは、どっちかおなかまにはいります。もしもよわいほうのみかたをしていたらコウモリさんていい人だよねといわれるとおもいます。さいごに話していたとききらわれなかっとおもいます。コウモリさんてよわいほうをおうえんしていたらやさしいとおもわれたとおもいます。 

 コウモリのようなことをしたことがありました。くらすのけんかでさいしょはいじめられてたこのみかたをしてかわいそうだよとか中やすみがなくなってかわいそうだよとかいっていたのにこんどいじめていたこがつよくなってきたからそっちのこのなかまにはいってかわいそうでも中やすみがなくなってもつよくいわないとだめなものはだめだよねといったことがありました。

 ほんとはそのこはわるくなかったのにいじめちゃってかわいそうだったとおもいます。ずっといじめられていたこのみかたをしていたほうがよかったとおもいました。コウモリとにていたわたしはどっちときめないでうろちょろしているところです。(原文のまま)

*****

 

読んでみていかがでしょうか。そのまま載せているので読みにくいところはご勘弁くださいね。ただ、小2の子が集中して書いたら、こんなふうになると思います。ひらがなだらけで、テンもないじゃないかと思われますか?ぶんぶんから見たら、もうサイコーに上出来です。学校に出す手前、この後時間を取って二回ぐらいに分けて、清書をすればいいと思います。

 

前半は、主にマインドマップに書いたことを、順番をつけてから写しました。一か所だけ、「なぜ?」という理由をつけたしたかもしれません。

後半は、似たようなことはないかな?と聞いたところ、ある!というのでそれをお話してもらってから書きました。おしゃべりしたときはもっと詳しかったのですが、書いたものは少し漠然んとしていますね。でも、これだけ書けたらいいのではないでしょうか。

そしてぶんぶんとしては、かなりこれは「書かせてしまった」作文です(-_-メ)。これ以上は、テンを入れるぐらいで、手を入れたくないなぁ。本当は子どもがそのまま書いたら、まとまりがないと思います。また他の先生が見たら、「ここは削ろう」と思われるところもあるかと思います。

でも、学校の先生が手を入れて、半分ぐらい先生が書いたものが、感想文コンクールなどに出されます。「おめでとう。よかったね」などと子どもを誉めると、「ちっともよくないよ。アレは僕のじゃないし・・」という子が多いです。そんな気持ちになる感想文コンクールって、ほんと意味が半減するなと思うのですが・・・><;;

ただ、ここで参考にしてほしいのは、①低学年ならとくに簡単な読み物を、何度も読んで掘り下げて、②そののち、自分の日常に照らし合わせて考える。前半は読み物のことで、後半は体験を書けば、原稿用紙2枚(800字)は書けます。

体験がないという場合がありますが、それには二つの理由が考えられます。それはどうしたらいいのか。次の記事で~~(^o^)丿

 

(記事を読まれた感想や、ここがよく分からないなどのご指摘がありましたら、遠慮なくコメントをいただけると、有り難いです。よろしくお願いします。ぶんぶん

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