★宿題があることに賛成?反対?(授業より)
賛成か反対かを考える作文があります。
子どもたちが考えた問題のカードがあるので、今日はまずそれを読みました。そしてどの問題だったら考えてみたいか、選んでもらいます。
でも・・・「どれもやだ~~」の素直な(笑)声がナオ君から上がりました。
「いいよ。じゃあ、ナオ君がみんなで考えられる問題を考えて」と言うと、彼の中にはすでにそれがあったようで、すぐに
「宿題に賛成か反対か」ということで、それについて考えました。
まず、どちらか自分の意見を選びます。そうして一つ理由を考えます。
じゃんけんで負けた『賛成」組二人から、理由を言ってもらいました。
次に「反対」組にも言ってもらいます。次に、相手の理由に対して、「○○の意見に対して」という言葉を使って、反対の理由を言ってもらいます。
ここがやはり面白かった点です♪
最初はこうした言い方に慣れていないのか、「対して」ではなくて、「それはおかしいと思う」とか「間違っている」という言い方を、ぶんぶんの予想通りぴったりに言う子がいたんですね(笑)
だから発言は全てありがとうなんですね。みんなのためになるから。
理由に、間違い、正しいはないことを、もう一度確認して、「それに対して僕はこう思う」という言い方を、何度が言ってもらいました。
こんなふうに「対して」の勉強をしたあと、賛成か反対かを決めて作文を書きました。
間違い、正しいがないということで、自分の意見に自信をもっていいこと。また、いろんな意見があっていいこと。違う意見があるから、自分の意見をもっと深く見つめられること、さらに、相手にも説得力を持って書くこと。
一度では難しいけれど、何度となくこの作文をやることで、身につけて欲しいと思います。賛成反対の作文は、書き方の「型」を指定しているので、そこにあてはめて書けばよく、意外と簡単に書けるようになりますよ。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
people in the world
投稿: | 2017.01.17 10:23