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2010.09.25

★子どもの表現力を伸ばすには・・・

一つ前の記事、「みんな詩人だー」の中の詩。

ぜひ、読んでみてくださいね。

そして、どんな感想を持ちましたか?

 

今日は、一つの作品を取り上げて、教室ではどのように表現をブラッシュアップしているかを、書いてみますね。

「風」という作品。

【風はいつもさわやか

私の前をとおる時

気持ちをかえてくれるまほう】

最初はこういう詩でした。もともとこういうことを書けちゃうだけで、素晴らしいと思います。でも、ぶんぶんとしては、「気持ち」って何だろうと思ったわけです。もちろんいやな気持のことを言っていることは、想像できます。

でも気持ちは、いろいろあります。どんな気持ちが、風に吹かれてどう変わったのか。その子の「体験」が大事なわけです。それが作文などの色どりになり、読み手に伝わる要素でもあります。

そこで「どんな気持ちを変えてくれるのかな?」という質問をしてみたところ、子どもの中には、「こんな気持ち」というのが既にあった想いが、言葉として出てきました^^

「じゃあ、それも入れてみよう。その方がここではちゃんと伝わると思うから」ということで、あの作品ができました。⇒みんな詩人だー

 

作文でも詩でも、子どもの表現を伸ばしていくには、やっぱりまず書いてみる、アウトプットしてみることが第一歩です。

それをみて、その子に足りないものをくっつけていくのではありません。ここには本当はまだ心に中に眠っている言葉や想いがあるなぁ。そういう部分を見つけて行くのです。そして引き出していくのです。

そのためにはまず、子どもが伝えたいことを感じてみることが大事です。その世界観を大事にして、よりよく伝えるために言葉を引き出し、補っていくようにしていきます。

 

もちろん反対に、言葉を削ることもあります。ですが多くは、「より具体的なもの」「体験」を引き出し方をしてみるといいと思います。

その際、「くわしく書こう」ではなかなか伝わらないので、「例えば?」と聞いたり、さらに大人側が自分の「体験や例、感じたこと」を出してあげるのが、いいですね。子どもの表現を磨くことで、大人も磨かれていきます♪

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