★読書感想文に オススメの本①(2010)
さてさて、夏休み。
宿題の読書感想文に頭を抱えているご家庭も多いのではないでしょうか?
ぶんぶん教室の子どもたちも、早速宿題に出たということで、夏休みの授業では感想文に取り組んでいます(とくに宿題でなければ、無理にやる必要はないですよ)。
いつもそうですが、今年になって教室に入った子どもたちには、必ず徹底することがあります。それは、先日の親向けの読書感想文講座でお話しましたが、本選びに注意ということです。
読むための本から、書くための本選び、という視点で選ぶことです。詳しくは、本を紹介しながら説明していきますね。
さて、写真は、小4のなおちゃんとリオちゃんが持ってきた本。左の『おぼえていろよ 大きな木」は30ページぐらいですが、文字が大きくてすぐに読めます。きっともう少し低学年向きに書かれたのかもしれませんね。でも、感想文を書くためにはこれがぴったり!
ワザ1、短編や、ページの少ないものを選ぶ!
です。5分ぐらいで読めてしまうものや、数ページの短編なら、まず「本を読むのが面倒くさい」という部分をクリアーしてくれます。次に、5分で読めるものなら、5回、10回繰り返してすぐに読めます。これでぐっとお話の全体を把握しやすくなります。
次に、右側の「ふたりはともだち」。
どうして選んだの?とリオちゃんに聴いてみると、「小2の教科書に載っていたから」だそうです。これもばっちりお勧め♪
ワザ2 教科書で読んだ物語で書く!
教科書の物語で書いてみるといいのは、お話がよくわかっているからです。
でも、今回は教科書のお話そのもので書いているのではありません。同じシリーズの本を借りてみたところ、中に短編が5つほど入っていました。その一つでリオちゃんは書いています。しかも二年前の教科書に載っていたシリーズです。
そう、4年だから4年の本、などと考えないのがいいのです。だいたい本に学年なんてないはず。または、そこを逆手にとって、小さい学年向けのものなら、子どもにとってはカンタン!と思えるはず。その気分で作文に取り組めば、作文もルンルンな書けるはず^^
肩の力を抜いて、本を選びましょうね。読むための本でなく、書くための本で。さて、明日も教室の子どもたちがどんな本を選んできたか、わたしも興味津津なので、また紹介しますね。ヒントになれば幸いです。
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