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2008.05.07

★死刑は必要か?

ゲンちゃんママから質問された件です。

ご紹介が遅くなってすみません。裁判員制度←ここをご覧ください。右サイドにある「フォー    キッズ」のところにあります。

ぶんぶん教室では最近、上の裁判所のサイトを見て、「裁判員制度」について勉強しました。そして作文も書きました。中でも水曜小4のクラスでは、話が「死刑」に集中し、最終的には「死刑は必要か、必要じゃないか」について話し合って、作文を書きました。それがとても面白かったのです。

必要派のゲンちゃんは、「死刑がないと、犯罪に歯止めがきかなくなるから」と主張。一方ヒカル君は「死刑でも、人が人を殺すなんてよくない」という意見。どちらも十分にうなずけます。自分の意見を書くだけでなく、全く違う意見についても耳を傾け、さらに自分の意見を深めていきます。

そんな授業のあとゲンちゃんは、お家に帰りお母さんに聞きました「お母さんは死刑はどう思う?」などなど。裁判の話や死刑の話など、いろいろ親子で話たそうです。「そんな難しい話をするから、すごいなと思って・・・」というお話の中で、授業で使った裁判所のサイトを紹介したのでした。

ゲンちゃんは言います「難しい問題について考えるのは、面白い、好き」と。そうなんですね、子どもは本当は考えることが大好き。とくに死刑は、人の命の重さについて考える問題。人は人を裁けるかと考えたら、宗教やいろんな話にも発展していきます。また、死の問題はまさに、生について考えることと同じ。だから子ども時代にいっぱい考えておくことが重要だと思います。親子でもたくさん話てほしいと思います。

子どもの感性は純粋。それは時に残酷でもあり、わがままでもあります。でもだからこそ本質を見つめることもできると思うのです。子どもの鋭さでものを考えておくことは、大人になってからものを考える上での土台になります。未熟な考えだとは思いません。

裁判員制度の問題から、人の命について考えることになり、子どもたちはいろいろなことを感じたと思います。正解は一つじゃない。今の自分にとっての正解を考えてみる。また人の意見を聞いて考えてみる。いろんな経験をつんでまた考えてみる。そうやって一つの問題でさえも、自分の中でも答えが変わっていき、視点をたくさんもち成長していく。

それがぶんぶんでやっている作文の醍醐味の一つだと思います。だから一朝一夕に作文が上手になっても仕方がないし、本来ならないものです。思考・視点・感じ方・受容する力・判断力・批評力・表現力などなどを、年齢や経験、知識の積み上げとともに、練り上げていくものだと思います。

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