« ★作文教材がマレーシアに! | トップページ | ☆注意とお願い »

2007.05.24

★添削する人の資質

明日は小学館プロダクションに行って打ち合わせです。そんなことでもないと、あまり都内に行かないので、ちょっとわくわく^^
 
何の打ち合わせかというと、作文添削に関する基準を作ろう、ということです。小学館アカデミーさん(考えることを主体とする新しいタイプの塾)の子どもたちが書いた作文を、年に3回だけですが、添削専門の指導者が添削指導することになっています。わたしは直接は、その指導者の方々を知りません。ですが、私の教材と添削見本をたくさんお渡しして、そのように添削指導するように、、、と今まではとてもアバウトにやっていました(実は・・・)。

もちろん本来は、細かい決まりなどないほうがいいのです。それでいい添削ができるなら、そのままでいい。でもなかなかそうは行かないので、作ることになりました。

そこで細かいことは置いても、添削者の資質って何だろう?ふと、思いました。受験のための指導という、狭い意味ではないですよ。

添削者も、作文指導者にとっても大切なこと。それは、子どもに寄り添えるということ。文章の向こうに子どもの姿を感じ取ることができて、等身大のその子の姿を感じる。それも、ポジティブに感じること。どんな子どもでも、です。どんなに乱暴な言葉が書かれていようと、ポジティブに感じる。これができなければ、どんなに褒め言葉が上手でも、ダメです。子どもには何かが分かってしまいます。違うってことが。

つまり心に境界線のある人、自分の価値観の中だけでしか生きられない人は、ダメですね。いや、私だってバリバリ自分の価値観はありますよ。でも、それは一端置いておいて、子どもを受け止めなくてはね。子育てと一緒だし、カウンセリングにも通じるところがあると思います。

それができると、一行しか書いてない作文だって、すごーーーくステキに見えちゃうの。ああ、こんなに作文がキライなのに、こんなにたくさん書いたねって。大事なのはそれです。

現状を受け止めることができたら、そこがよいと、褒める。多分本人も気づいてないので、良いところに気づかせるという感じでしょうか。褒め方も、とおりいっぺんでなく、わくわくする、光ってるね、大好き、○○さんだからかけたんだよ、天才、100点だ、などなど、グッとくることばを捜してくる。

次にやっと、そのステージから、子どもの伸びようとする方向を掴んで指導する。子どもの得意なところを掴んで、それを伸ばす。もちろん子どもがまったく気づいてないような部分にも、光を当てていく。決して価値観を押し付けるのではないんです(たまに押し付けるけど・・・それは、その子によります)。

私たちは、上手に作文を書くことを教えてるのではありません。ポジティブにものを考えること、子どもが自分を探求すること、身の回りのことを感動を持って体験でき、観察でき、それを言葉で伝えることができること。人を受け入れ、人の言葉も聞けること。自分はそのままでいいと認められ自身をもつこと。そんなことをやっているんです。

温かい心と、クールな思考ですね。さ、明日に少しは役立つといいんだけど・・・


|

« ★作文教材がマレーシアに! | トップページ | ☆注意とお願い »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/31227/15190139

この記事へのトラックバック一覧です: ★添削する人の資質:

« ★作文教材がマレーシアに! | トップページ | ☆注意とお願い »