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2005.09.19

★ぐり子さんへ

「落書きは作文のもと」に、コメント下さったぐり子さんへ。お返事遅くなったので、記事にしちゃいます。

作文の苦手な子は、絵も描かない。ではその反対に、絵を描くようにしたら、作文も書くのではないか?というより、多くの子どもは、原稿用紙の隅っこに、楽しく落書きしてることが多いので、それがヒントになったような気がします。

これが正しいかどうかは、分からないけれど、こんなことがありました。今、教室をお休みしている(受験や、他の塾で忙しくて教室を止めた子はみんな、お休み、ということにしている)ある小学生の男の子の話です。

彼は教室にいて、いっさい話をしません。家族とはふつうに会話するのですが、それ以外の、ある特定の場所、場面では黙ってしまうようです。落ち着いて座るのも、最初は苦手。作文も、単語をちょっと書くだけ。

そこで絵を描かせてみたら。。。それがすごいの!天才?と思えるほどの絵で。遠近法なんて習わなくても、彼の絵には奥行きがあり、道路を書いても、空を書いても、建物を書いても、線が生きている!

そのうち教室に来ると、何十枚もささっと絵を描くようになりました。彼は絵が大好きだったのです。教室では好きな絵が書けるから、とてもリラックスして楽しく通っていたと思います。他の子が課題の作文を書いていても、彼は絵を書いている。

そうこうするうちに、文章も書くようになった。その絵に対する物語です。文章としては読みづらいけれども、内容、感性が面白い!やがて文章も、とても文章らしくなり、90分の教室の間に、何枚も書いていくまでになりました。(だから、今度はお勉強を、もっとしっかりするのだそうです。残念だけど頑張って!)

絵から文章へと繋がった、素敵なできごとでした。

書きたいことを書きたいままに。それができたら、次に、課題、視点を広げていく。


反対に、作文がとても上手な子が、絵を交えて作文を書くこともあります。絵の方が分かりやすく説明できることもあるからです。その辺は柔軟にとらえていくのが、自然のようなきがしています。

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コメント

ぶんぶんさま。

『作文』と『絵』の関係・・・とても興味深く拝読しました。紹介して下さった小学生の男の子のお話、ステキですね。今はどんな少年に成長しているのでしょう?興味があります。

絵でも作文でも(音楽でもダンスでも同じだと思いますが)、自分を表現する方法を持っている事ってとても大切だなぁと、大人になって改めて思います。

迷路ばかり描いている息子ですが、絵が苦手だから迷路しか描かないのかと思ったら、今は迷路が楽しくて仕方ないらしいのです。
だから「迷路ばっかり描いていないで、たまには人間でも描いたら?」と言いたいのを我慢して様子を見ています。
幸い、最近は文を書くことを嫌がる事はなくなりました。文法はめちゃくちゃだし何が言いたいのか???な部分も多いのですが、半年前まで作文大嫌いだった息子にしてみれば格段の進歩です。

毎週木曜日、息子は教室に間に合うようにとダッシュで学校から帰ってきます。ちょっと遠いけれど、入ってよかったなぁ(*^_^*)と思っています。

ぶんぶんちゃん、これからもどうぞよろしくお願いしますね!

投稿: ぐり子 | 2005.09.25 21:44

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