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2005.06.07

★おチビちゃんとの関係

今ぶんぶん教室には、幼稚園の年長さんの女の子が一人います。小学生と一緒に作文(?)を書いているつもりです(きっと本人はそう思ってる!)

みぃちゃんは、とてもオシャマさん。

「今日は何書くの?」とみぃちゃんから聞いてくれます。

「そうだねぇ。今日は何のご飯食べた?」といってもこういうのには乗ってこないので。

「じゃ、ごはんについてかこうよ」「やだ!」

「じゃ、○○は?このまえと同じでいいよ」「やだ!」

とにかく何を言ってもやだ!なのです。「じゃ、好きなものをえらんで」と投げても、自分ではなかなか決められないのも、普通なことです。口は達者ですねぇ。ぎゃ、お母さん怒らないで。だって、本当なんですもの。

だけどね、心の中がすごいの。とても敏感な感じ。感じる力は、どの子もたくさんあるんだけど、彼女の場合は小さいことも、全部しっかり抱えてる。だからたくさんの思いを抱えてる。そして大胆な行動のわりには、なんていうか肝心なところが意外と恥ずかしがりやさん。だから本当の気持ちを隠しちゃうの。だからおしゃまさんだな、お姉さんだなと思うのです。

クラスも時間の都合でいろいろ変わり、私としても彼女とのスタンスのとり方を、どうしたらいいかと、考えあぐねていました。でもある時、何かの気持ちを聞いたとき、「何もない」って言ったの。で、「あ、ごまかしたな?」って言ってみたの。そうしたら、「えへへ」ってわらったの。ああ、そうだったんだやっぱり!!!って思いました。わかったぞって。

子どもとの関係って、すぐに成り立つわけじゃなくて、結構時間がかかるものです。でも、そうやって探っていくことが楽しいし、これだって思える瞬間が、分かり合えた瞬間で、好きです。

実は私も子どもの頃から高校せいぐらいまでずっと、自分の一番大事な気持ちなんて、人に言うことができない子どもでした。もちろん親になんて、相談しません。だから彼女の気持ちが良く分かるんです。なぜいえないのかって、いえないんですよね。でも、本当は誰かに言いたいはずです。

彼女はいろんな思いを抱えてる。そしてそれがどんなものか良く分かってる。だから、文章を書けるかどうかという心配は、全然ない。でもそれ以前の、自分との気持ちの折り合いとか、上手く言葉にしていくこととか、直接は難しくても文章だったら、書きやすいよっていうこと、そして何よりも表現することは、気持ちいいよ~~~ってことを、この年長さんに伝えていこうと思っています。

何を思っても自由。どう感じても自由。マイナスな感情を持つのも自由。気持ちまでいい子にならないで。そしてまずはそれを表現するのも自由。相手にどういう伝え方をするかは、また別の問題です

そして最近の子どもたちの中には、結構似たようなところで作文がかけない子どももいます。つまり、こんな風に「イヤ」とか「きらい」とか思っている自分は、とても悪い子だから、おこられちゃうから、そんなこと書けない。だから、書くこと無いって言う子。まずは、それでいいんだよって、自分で認めない限り、ではどうしたらいいかという次に行けない。書けない理由っていろいろですが、自分の感情を否定しているという、とても繊細な部分が、作文嫌いにはあると思います。

う~~ん、作文て奥が深いでしょ?

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