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2005.01.16

★18歳の男の子の「川柳」って。

二人の18歳の男の子の川柳がイケてるので、ちょっと紹介します。

昨日、「コロラド」で読んだ週刊文春の「川柳のらりくらり」というコーナーで見つけたものです。


お題は「ストーブ」

   新潟の祖母の暖機と化す賞与 (○○達也・18歳)

 くう、泣かせるねぇ。18歳できっと初めてボーナスというものをもらった。たくさんの額ではないだろう。だけどそれでおばあちゃんのために暖房器具を買ってあげたとは。世界に誇れる、素敵な18歳の青年だわ。新潟と言えば寒い。震災もあったばかりだ。
 お題のストーブという言葉を、そのまま使わず、「暖機」そして「化す」という言葉につながっていくあたり。ただものじゃないねぇ。十七文字の中に、無駄なくぎっしりと言葉を詰め込んでいるなあと、川柳の選者でも何でもない私は、思うのであった。


ところが・・

  ストーブが倒れ家中暖房に (○○翔・18歳)

 ムム、これは・・・お笑い。エンタ系のネタです。これと似たようなものは、前にもどこかで見かけたことがある。ちなみにこの二つのうち、あなたが審査員なら、どっちを優勝にする?とウチの子供たちに聞いたところ、中2の娘も、小5の息子も、「後のほう!」と答えた。理由は「だって面白いもん」

 確かに川柳は、人間の面白さとか、辛らつなイヤミなどを表すものだから、それは正しい。きっと江戸の庶民は、火事は日常茶飯事だから、自分の家が燃えたとき、こんな風に笑い飛ばしたのだろう。火事になって燃えちゃったら仕方ない。火にあたって暖を取ろう。大きな暖房ではないか、、、とあっけらかんと生きるたくましさと可笑しみを感じる川柳だ。生きる力って、こういうものを言うんだろう。辛いことがあったら、ぜひこの川柳を思い出したいものだ。 ただしひとんちが火事になったとき、これをやったらひんしゅくである。やめておこう。


そして、18歳の二人の名前。これにも感動を覚えた。達也と翔、だよ?ジャニーズにもいそうな、いまどきの名前である。あっぱれ。

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