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2004.11.19

★作文は短くてもいい!

 映画「笑の大学」はさておき、小学生高学年のクラスで、久しぶりに俳句をやりました。

 (ぶんぶん流俳句の作り方、というのがあります。絵を書いたり文章書いたりしてから、俳句を詠むものです。詳しくはまた紹介します。)

 その俳句のための作文を書き終わり、小5の羽石くんは、それを私に持ってきた。彼は俳句をここで作るのは初めてだ。それが、その短い文章が、、、、泣けるんです!!


 ぼくがつかった、おれたえんぴつを、ジャリジャリけずってちりょうするえんぴつけずり。だけど、ちりょうするたびに、命がちぢまるえんぴつ。

 
  けずることは、彼にとって治療なんですね。自分から見たら、確かに折れたエンピツが治るわけだから。でもエンピツの視点から見ると、命が縮まっていく。治療が命を縮めるというこの、不条理の世界。

 そんな切ないものを、彼は感じているのです。彼は文章が苦手です。字も上手くないし、とにかく長く書くなんて、苦痛で仕方ない。でも、こんな感性を持っているんです。

 彼に聞いたらね、これは毎朝エンピツを削るときに、そう思っていたんだって。彼のこの日の目は、いつも以上にキラキラしていました。あ、心も頭もいたずらっぽく働いてるって、感じました。

 そういう楽しく創作する時間をたくさん持つことが、書くチカラをつける上で、大事だなと思います。遠回りのようで近道。学問に王道なしです。

 これを実際俳句にするのは難しいでしょう。たぶん短歌に合う内容です。


 それからもう一つ。文章って長く書けばいいってもんでもない。常々そう思うのだけど、つい大人としてはたくさん書いて欲しいと思ってしまう。長く書くと言葉が多いと、分かりやすい作文になるという、思い込みもあります。しかし、学校でも2枚書きなさい、と枚数指定されたとたん、イヤになるという子どもが、苦手な子には多いのです。

 彼の文章を読んで、長ければいいなんて思うのは間違いだと、また新たにそう思いました。ありがとう。 もちろん指定字数でものを書くという感覚も、受験を考えると必要です。それはそれで練習すればいい。
 

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