★「夢がない」まいちゃん
昨日の続きです。ひとしきり夢の話が盛り上がったところで、ひとりまいちゃんが、心なしかしょんぼりしています。
「わたし、夢がないの」
「ふーん。そうかぁ。夢といっても、何かのお仕事じゃなくて、好きなこととか、あと、お母さんになってやってみたいこととか、ねこが好きとか、そんなのでもいいんだよ」
「夢」というと、立派な仕事を言わなければいけないと、思ってる場合がある。そうなるとなかなかなかないのが,当たり前かもしれない。それよりもっと自分の好きなこと、それも趣味とか習い事とかのカテゴリに入らないものの方が、むしろ面白いと思うのだけどな。
「でもない。一年生のころはあったけど」
一年生の頃はお菓子屋さんになりたかったと言う。
「そっか。じゃ、それでいいよ。だってね、それはまいちゃんの心が成長したからだよ。だから一年生のころの夢は、もう消えたの。そして少しお姉さんになった証拠だね」と言ったあと、こんな話をしました。
ぶんぶんちゃんのお友だちにはね。40歳になってから、会社の社長さんになったひともいるよ。(あなたのことだってば)そのひとは、みんなのお母さんと同じで、子どももいるひとだよ。それから40歳になって、お坊さんになったひともいるんだよ。
夢はいつからでも始められるって、言ったよね。だからいますぐなくてもいいの。そのうち見つかるよ。だから焦らなくていいよ。いまは自分の好きなことは何かって、考えるといいね。
そんな話をしたら元気になって、作文を書いていました。
(一年の時の夢と、今はないことと、今日お友だちと遊んで楽しかったことを書きました。彼女は今、大勢で何かすることが好きなんだって!)
夢はいつでも始められる。
夢はいくつ持っても重たくない。
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コメント
ひょっとしなくても、私のこと?
そう。夢追い人と呼んで(^_^)v
まいちゃん。ぶんぶん教室があってそこに通っていて良かったね。
私もまいちゃんと一緒だよ。
私はずっとずっと「目標」とか「将来設計」とかいうのを持てなかったの。
先生になりたいから教育学部に進学しようとか、
公言する友だちを尊敬&驚きのまなこで見ていました。
将来設計や目標と「夢」は、似ているけどビミョ~に違う。
「夢」は、好きなこと、楽しいこと、気持ちいいこと。
だから、人に言ったら笑われるようなことでもいいの。
立派じゃなくていいの。
大人になってから(最近)そう思えるようになった。
今は「5年後の私って、何やってるかなぁ♪ 楽しみ♪」
友だちが、ある映画の一節を教えてくれた。
「湧き上がる衝動が駆り立てる」
私にとって、「生きる」とか「夢」って、こんな感じ!
ずっと同じ夢を見る人もいるし、新しい夢を探すのが好きな人もいる。
おっきな夢を見る人もいるし、ちっちゃな夢を楽しむ人もいる。
投稿: ひゃくた | 2004.11.15 17:34
今ごろの返信、ごめんね。
そうそう、ひょっとしなくてもあなたのことです。
40過ぎて会社の社長になった。詳しく言えばNPOの理事長ですけど。
4月のフリマ、いいなぁ。あとはイワサキ師匠次第です。
投稿: ぶんぶん | 2004.11.28 17:07