★懺悔するべきはアンタですから!!その2
そんなこんなで「なごり雪」も、無事歌い終わり、再び歓談の時間に。その日のライブつき飲み会は、お客さんも少しずつ引き始めていた。
ふと見ると、ギターが部屋の片隅で、一人寂しく壁に立てかけてある。ポツンと寂しそうだ。なんか私をおいでおいでと呼んだ気がした。
私の目はもうギターに釘づけ。「すみません。弾かせてもらってもいいですか?」大胆にも聞いてみる。そこでイヤですとはなかなか言えまい。それもこんな○○なひとに言われたら。でか黒サングラスギタリストの方は、とても気さくな目で「いいですよ」と大事な商売道具を貸してくださった。(ホントは目は見えなかった)
ジャランジャランと鳴らしてみる。おお!音がするではないか!って当たり前だ。ギタリストの方は、きっと気が気ではなかったに違いない。何せ相手は素人の酔っ払いだ。なのにそそくさと、いそいそと、白くてハードなピックまで取り出してかして下さった。
「ありがとうございます」と、言ったと思う。確か。酔ってるので記憶があいまいだ。そこでイワサキ師匠に教わった、stand by me(さっき歌えなかったやつ)や、ウルフルズのバンザイ、ブルースなどを弾いた。ギタリストの方は、
そのブルースを聞いて、親切にもご指導くださった。
「Aのコードは、人差し指を寝かせる。Dは中指も弦を押さえる」なるほど。プロの方が弾くと、ブルースのコードの「音とリズム」がしっかり耳に刻まれる。これはチャンス。しっかり耳で盗もう。
しばらく一人で弾いていると、トランペットの方が教えてくれた。
「これはなかなか素人の人は、弾けないものだよ」
「えっ?」
「マーチンといって30万円もするギターだからね」
「ははぁ」
そんなことを言われたら、壊さないようにしなくっちゃと思って、弾いてる手もソロソロと止まってしまいそうになるではないか。でもギターやさんに行って、もっと高いギター触ったもんね。とチラっとだけ思って、手の震えを無理矢理押さえた。
「う~ん、なんか音が違いますね。でも、わかんないや」そう、素人なんかにわかってたまるか!とプロは思ってるに違いない。でも、とても柔らかい音がした。
私の一万円のアコギとは違う音。でも、私の10何万のエレキなら、少しは太刀打ちできるぞよ。でも、弾いてるのが私ですから、どれを弾いてもあまり違わない。上手くない。
自習し終わって、壁にギターを立てかけ、ピックをその近くに置いた。やれやれ何事もなく。するとトランペットの方が、名刺を下さった。みるとホームページのアドが載っている。「おおっ」と嬉しくなり、つい私はこの自分のブログを紹介したくなった。そこまではよかった。
でも私はあいにく名刺を持ってない。そこでまた良いことを思いついてしまった。「名刺をもう一枚下さい」私はその彼の名刺の裏に、自分のブログの名前「ぶんぶんの落とし穴」と書いて渡した。「私のブログも見てくださいね」。そのときはとても良いことをしたような気がした。
ああ、でもしらふの今思い出すと、とても恥ずかしい。人様の名刺の裏に自分の名前を書いて渡すなんて。きっと今ごろその人は怒っているに違いない。本当に酔っているとはいえ、済まぬことをしました。ごめんなさい。
そんなことが終わって、連れが帰るというので、「ご馳走様でした」と元気よく挨拶をして、店を出た。もう頭の中は、次のカラオケで何を歌うかということで、いっぱいだった。
しかし、店を出た後、ふと気がついた。
「し、しまったぁ」
例のギタリストの方に、御礼も言わず出てきてしまった。それもピックもちゃんと返さず、その辺に置き去りのままだった。ああ、恐ろしい。いまとても自分が怖いです。
この落とし前はどうつけたらいいのか、考えても考えても、思いつきません。
(次はカラオケ編です)
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コメント
やっちまいましたね!bunbunさん
・・・人様の名刺の裏に自分の名前を書いて渡すなんて。・・・
これ実は僕も昔やっちまいました。新松戸駅前のおでんの屋台で・・・
その時は名刺をもらった相手が、大学の先輩だったもんで、思いっきり叱られちゃいました。いやはや恥ずかしい・・・
音楽は生で聴くのが一番です。今度そのお店紹介して下さいね。
投稿: イワサキ | 2004.11.25 20:44
イワサキさん。やっちまいまいした。まさかイワサキさんもやっちまっていたとは、、、ちょっと勇気もらいました。ありがとう。
そのお店は、北小金の北口側にあります。また生演奏があるときはお知らせします。
投稿: ぶんぶん | 2004.11.28 16:50