★ブタ便所
昨日、体験で教室に来たお友だちが、持ってきた本がこれ。『食べ物と自然の秘密』(小峰書店)です。今年の読書感想文コンクールの、中学生向け課題図書の一冊です。
表紙の写真、レイアウト、色、そして本のタイトル、どれを見ても、そそりません。地味です。読む気になれない硬さが漂っています。あくまで、私の感性には訴えないという意味ですよ。誰が、どうして、こんな本を手にとるのか??それはひとえに、課題図書に指定されているからに、他なりません。
これ、ふつうに書店に置いてあったら、たぶん売れないでしょう。っていうか、私が本屋さんだったら、そう判断します。内容は、アジアの国々の食べ物や食文化について、真面目に書かれたルポものかな?
これで書くのか、キミも辛い人生だな・・・と、キモチ鉛のように重たい本を、ぺらぺらとめくって見ると・・・凄い!凄くオモシロイ写真が、載っているではありませんか!!なんだ、この写真だけで、感想文かけるよって言うぐらい、めっちゃ、インパクトのある写真です。2枚ぐらいあったかな。そして、そこに書いてある文章もオモシロイ。
写真の一枚は、豚のちょん切られた生首が、台の上にいくつか並んでる。それも笑っているではありませんか。写真のコメントには「笑っているブタの顔は、幸運を呼ぶと言われている」というような意味が書かれている。凄いな、この国は。えっと、それは韓国だったっけかな?
もう一つは、「ブタ便所」の写真と文章。これも、オモシロイよーー。人間がウンコをする。その下にはブタが飼われていて、ブタがウンコを食べるという話。うわーーだよね。でも、そのブタを食べるのは誰よ? 詳しくは読んでみて。きっと、じっくり読めば興味深いと思います。
私が編集者だったら、そのブタの生首の写真とか、「ブタ便所」の写真とかを、表紙に使うなーー。それが「色気」というものではありませんか? あくまで、いい意味で面白くなくちゃね。
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