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2004.07.04

★自分の中の「鬼」を取り出す

 チルチルとミスチル・・・きゃはは・・・ねぇ、ウケた? ダメ? さっき買い物帰りに、娘と歩いてて思いついたギャグ。今、ミスチルの♪signがかかってる。初めて聞いた。「オレンジデイズ」というドラマの主題歌だったとか。最近テレビ見ないからな。あ、エンタは見ますよ、エンタは。

 なんか、懐かしいような、夜に聞くと切ないような歌ですねぇ。そうだ!次の練習課題曲、これにしようっと。ギターじゃなくて、歌の方の練習ね。さっき、久しぶりにカラオケで熱唱してきたから、少しボーッとしている。ブレスヴォイスアーティストの福島英氏のメルマガを購読するようになって、曲に入り込むということを、最近、心がけている。その意味がすこーし分かるようになった。歌ってて涙が出そうになることもある。でも、それ抑えてて歌うとか、いろんな表現があるんだろうな。

 この前、テレビで新曲を歌う山崎まさよしを見た。すごかった。歌ってる姿は初めてみたんだけど、テレビなのに、何か伝わるものがあったのだ。それはなんだろう? 福島英氏は、いつもメルマガで言っている。基本はもちろん大事だ。だけど、美しい声でも、上手な歌でも、もっと大事なのは、アナタはどう歌うのかってこと。それがないと、ただ、美しい歌、上手な歌になってしまう、と。私は福島さんの、こういう考え方が好きだ。突き詰めれば、毎日のメルマガで、いつも同じコトしか言っていない。だけど、手を変え品を変え、何度言ってもいいぐらい、表現者にとって一番大事で、一番難しいことなんだろうな。一流アーティストには、それがあるということだ。

 初心者の私は、「うーん、なるほど」と思いつつも一方で、何の妨げも受けずに身体から声が出るように、「はっ」という声を出す練習をしている。あと腹筋なども。やわらかく厳かな声が出るように。身体が楽器になるといいんだろうな。身体の奥深くの声を出すことで、きっとコトバにならない潜在意識も、引き出されるのかもしれない。それは取りも直さず、その人の「魂」みたいなもの。ちなみに私の魂だか、オーラの色は、何かの占いによると「オレンジ」色なのだそうだよ。

 そうそう、この練習をしていて、教室で役立ったことがあった。小1、2年生のクラスで「再話」をやったときだ。「再話」というのは、「つくば言語技術研究所」の本の中で紹介されていたものの一つ。短いお話を子どもに読んで聞かせ、お話の内容をそのまま、作文に書くというものだ。ドイツやヨーロッパでは国語の時間に行われている。「再話」の効果はいろいろあるが、一言でいうと、誰でも簡単に取り組めるのに、文章技術の練習になるのがとてもいい。だから教室でも、取り入れている。

 昔話の「大工とおに」を読んだ。鬼の声を恐ろしそうな声に替える、という口先だけの表現でなく、太く厳かな身体の声で、肉体の声で読む。その時に鬼のイメージを心に描き、身体の声を通して表現してみる。というふうに、福島さんの教えを、読み聞かせにと、全く自己流にアレンジして読んでみた。自分の中の「鬼」を取り出すって感じかな。

 「これだ」と、手ごたえがあった。読み聞かせは流行だから、いろんな人の読み聞かせを聞いたことがあるが、どれも今ひとつに感じていた。でも、これはいい。歌と同じだ。その歌の持つ世界を、イメージして声で表現していくように、物語の世界を、像を心にきちんと結んで、身体の声を通して、伝えていく。特に低・中学年の子どもには、「頭のてれび」をつけて、お話をテレビに映しなさい。そしてお話の世界にいって、楽しんできてね。と言ってから、お話を読んでいる。 

 「再話」の授業が、これから楽しみだ。イメージを伝え切れれば、どんな長いお話でも、もしかして子どもたちはしっかり楽しんで、「再話」を書いてくれるような気がしている。文章の全体をつかめれば、要約にも繋げていけそうだ。と、よくばってしまう。

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コメント

こんにちは。のぶこです。お久しぶりです。
明日英語のリーディングテストが待っている、15歳歴1日の女の子♪英語の読みのテストだから勿論発音も大切だけれども、私も「鬼」を引っ張り出して臨みたいと思う。スピーチコンテストだったら、「なりきり」も大切だと思うから。一生懸命読みたいと思います!!頑張るぞ!

投稿: のぶこ | 2004.07.05 22:50

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