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2004.05.26

★笑う作文講座★受験2【大切なもの】\(⌒O⌒)/

 私が大切にしているものは、自分の意見だ。なぜかというと、私は小五の時、ある友達に意見が言えず、とても悩んだことがあった。その友達に初めて意見を言った時、喧嘩になった。
 私はそれでもいいと思った。人間は、意見を言い合って結果を出してこそ、人間関係というものが生まれる。私は、これからも、人間と人間とのぶつかりあいを大切にしたいと思った。(中2 sara)

人間と人間のぶつかり合いを恐れず、自分の意見を大切にしたいと思った。としよう。

 ◆公立高校受験対策◆「大切なもの」というテーマで、二段落で書く。前半は体験を、後半は感想、考えを書くこと。200字以内。

\(⌒O⌒)/なんて!テーマ設定が良いのでしょう。大切なものが「自分の意見」とは。「もの」と聞かれて「具体的な物じゃなきゃいけないの?」と、単純に考えてしまう人もいる。なのに彼女は、スパッと書きたいテーマを見つけてきてしまった。「大切なもの」と聞かれたら「物」でなくても構わないと思う。その辺りは高校の受験担当者に委ねられるが。 

 この作文のさらにすごいところは、前半の体験部分だ。この体験を自分の引き出しの中からポンと出してきたところがすごいと思う。誰でも友達関係で悩むことはあるだろう。そういうことを曖昧にせず、自分をごまかさず悩んだんだろうな。あるいは、母親からよいアドバイスがあったのかもしれない。しかし大切なのは「きちんと悩み抜いた」ということじゃないだろうか。だから3年たった今でも、心に整理されてしまわれている。いつでも必要に応じて噛みしめることができる。そして文章に端的にまとめることも自在だ。
 
 後半。「私はそれでもいいと思った」。力強い! 全てを肯定していくたくましさを見せ付けられる。これこそ生きるチカラといえるのではないだろうか。
  
 人間関係がストレスの原因になる時代である。「嫌われたらいやだ」「一人が怖い」と、過剰に気を遣ってしまうことが多い。最初からぶつかることを恐れてしまう。それともぶつかっても痛くないように、鎧を着ているのかもしれない。そして、ハダカで付き合うことがなくなっていく。ハダカの自分を見せなければ、自分は傷つかない。だけどその代償として、分厚い鎧の中の「自分」は、いつまでも一人ぼっちのままだ。

 一人が怖いのに、一人になってしまうジレンマ。子どもの頃の私もそうだった。いつかいい子の鎧を脱いだとき、不思議と怖いものがなくなった。友達もできた。
 喧嘩をしよう! ハダカになろう! ぶつかる事を恐れないで! 自分を持とう! 作文がそう言ってる。

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コメント

ひゃくたです♪

saraちゃん、最高!!!
私が採点担当者なら、絶対合格!
間違いない!ながい風の声で力説しちゃう!

喧嘩になった。?!?!?!それでもいいと思った。

saraちゃんに会って、聞いてみたい。
それでもいい、と思えるまでに何があったのか。
「楽しちゃえ」って誘惑とどう闘ったのか。

saraちゃんのお母さんと、飲み明かしてみたい。
どうやって勇気をふりしぼり、娘を突き放したのか。
「守ってやりたい」って思いとどう闘ったのか。

投稿: ひゃくた | 2004.05.26 21:57

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